最近料理日記ばかりでオタっぽいことあまり書いてないよーな気がしたので,たまにはオタっぽいことも書いてみる。

乱数で生成されているので全く意味のない歌詞なのだけど,メロディに乗ってミクが歌うだけでなんとなくこういう言語の外国語の歌なのかなあとか思えてしまうので面白い。これってタモリがよくやる滅茶苦茶に喋ってるんだけど韓国語っぽかったり,ロシア語っぽく聞こえたりするっていう芸に通じるものがあるんじゃなかろーか。


この辺りのが受ける空耳文化ってのもそういうノリですよね。

で,これ聞いてて連想したのが山本弘のSF小説『神は沈黙せず』で見知った,人工知能における記号着地問題という話。記号着地問題とはなんぞやという話は,僕も専門家ではないので門前の小僧的な知識しかないのだけど,例えば人間は薔薇やひまわり,そして子供の落書きでも花びらがあって茎がのびてて葉が付いてるみたいな絵や写真であれば,それが「花」であると認識することができるんだけど,これが人工知能にとってはとても難しいことで解決方法が見つかってないらしい。つまり今の人工知能ってのはある記号について,予めデータとして持っていなとそれがなんであるか認識することが出来ないんでしょうね。

今や一般化した :-) や (;´Д`) なんていうアスキーアート(顔文字)は横向きの顔や,汗かいて弱ってる感じの顔に見えます。人間はそういうベースになるパターンを知っていればちょっとした経験と推測から初めてみるアスキーアートについてもなんとなく「ああ,これはこういう表情の顔文字なんだな!」と類推可能だったりするわけですが,人工知能にとってはただの文字の連なりとしか認識できなかったりするわけでしょうね。

で,そういう記号をある種のパターンとして認識して自分の中で類推し認識する。それってつまり二次オタの萌えってそういう能力のことなのかなーとかつらつらと考えてみました。それが洗練された能力なのか,本来みんな持ってるんだけど成長とともに切り捨てられる部分なのかはわかんないけど。少なくとも僕にとってはその能力のお陰で幸せなホビーライフが贈れているのであってよかったなあと思うわけですが。

なんかほんとは今世間でよく語られている「初音ミクの魅力がわかるのはオタクだけなのか?」話に繋げるつもりだったのだけど,繋がらないまま,まとまりなく終わる。
 
※おまけ

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