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September 10th 2002

2002年バージョン

5日〜8日まで香港旅行を楽しみ 怪我もせず(ここ大事)無事帰ってまいりました。

仕事アホほどたまってた・・・・・・旅行記を書いておきたいのはやまやま しかし時間がない。書くのはまた今度。

 

旅行記:9月5日(金)
前日夕方、突然「金曜日まで」というタイトな期限の仕事が入る。(Zone of Enders:The 2nd Runnerの英語版サイト訳原稿作成-Introductionの項担当)金曜日、つまり本日は香港にぶっ飛んでいくからして事実上仕事の締め切りはあと8時間。フガフガいいながら終わらせて、無事旅立てることとなった。夜はお位牌軍団に「ひこうきがおちませんように、あと あきすがはいったらのろいころしてください」とよくお祈りした。

飛行機は2度目。事故の少ない乗り物だ、とは言うけれどもなれていないのでまだ怖い。友人とだんなさんの間の席に座り、離陸時には両方の手をつかんで怖さをこらえる。(しかしこれをやると必ず「CIAにとらわれた宇宙人のポーズだ」と笑われる)4時間ほど乗って、落ちずに無事着いた。でもやっぱり飛行機は怖い。落ちたら間違いなく死ぬだろう。ほぼ全員。人の体はもろく 命ははかない。今この瞬間コロッと死んだとして 自分は納得いくだろうか。いかねえなー などと考えてもどうしようもないことを機内でぐだぐだと考えていた。機内食が来るまで。機内食ってけっこう「まずうま」なんだよね。好き。

※まずうま = うまいかまずいかでいうとまずいの方に限りなく近いんだけどつい食べてしまう「まずいけどなんかいい味」

今回の旅は10人。大所帯だ。初対面の人、香港は初めての人もいる。空港についてまずやるのはオクトパスカード(八達通)のチャージを足すことだった。このカード、日本で言えば最近できた Suica みたいなICカードで香港ではもうとっくに普及しきっている。バス、地下鉄、フェリー、なんでもこれ一枚で乗れる。自販機で飲み物まで買えるのは一体どういうことなのか。電波で読み取るからかばんの中に入れたままかばんごと読み取り機に押し当てても読める。エアポートエクスプレスにのって空港から出るには100香港ドル(以下HKD)はないとまずいらしいので、カウンターで「add value please. each 100 dollars」とお願いして、わたしとだんなさんのカードどっちのカードも100ドル分だけ追加してもらう。どうよ 変でも通じるよ。オンラインゲーマーの皆さん、ゲームで使っている英語で旅行できますよ。(ただし 発音は練習すること) 市内に出たら、あとは駅にある「増値機」(チャージを増やす自動販売機)で自分でチャージすればいい。そうそう この旅行は一応新婚旅行もかねている。10人いるけどな。家ではいつも二人きりで楽しく過ごしているのだからいまさら外でも二人でいちゃいちゃしようとは思わない。むしろ仲間と一緒の方が安全だし楽しい。

空港もトイレもバスの冷房も相変わらず非常にきつい。寒い。バスの座席、ちょうどひざの下から冷風が吹きつけてくるのには参った。冷え性の人はピンチだ。今後3日間は亜熱帯特有の暑さと、5度ラインを決して譲らない室内の冷たい空気との激しい温度差に耐えなければならない。チェックインを済ませて部屋に特攻すると、すぐにエアコンをチェック。なんと!良心的。20度だ。この前のホテルは正真正銘、設定温度は5度だった。なんだ、20度か。20度ならがまん・・・・・・ できねーよ。5度だって寒いけど20度だって寒いんだよ!即効エアコンを切る。ちなみに、普段わたしの家では26度ぐらいでエアコンを使っている。

2年前と同じく滞在エリアは灣仔(Wanchai)。わかりやすく言うと香港の下町だ。小さな店がごだごだと並び、広い方の道路には便器 タイル 蛇口 シンクなど水周り製品(水周り設備、衛生設備。まちがってもお土産に持って帰れるような代物ではない。業務用)の店がずらっと並んでいたりする。観光の見所として目立った点はないせいか、ホテル以外の店や裏通りで日本人の群れを見ることはない。それで結構、わたしたちは日本人を眺めにきたのじゃないんだから。例によってうまいものをほおばり、安くて面白いものを大量に買い込みに来たのだ。

空港について10時、ホテルで一息ついたらもう午前0時。そんな夜中からホテルの向かいの火鍋屋に入り、広東語のできるメンバーが頼んでくれた鍋類をつつきまくってそのうまさに吠え、ホテルに戻って寝る。10人が二つの鍋をつつくさまは壮絶だった。明らかに普段の2-3倍の量は食べた。これだけ食べても、日本円に換算すると2000円を超えない。2000円の壁は厚いのだ。5倍ぐらい食わないとだめなのかもしれない。香港に買い物旅行に行った友人が「香港、物価たかーい」などとほざいていたが何のことやら。観光客向けの高いもんを買いあさってるから高く感じるだけだろう。飯もバスも電車も安いから、現地をうろうろするだけの観光なら誠に安い。よろしい。今回泊まったホテルは前のところより立派だ。トイレがちゃんと流れてくれる。ただしやっぱり水勢は弱い。しかもレバーが取れそうだった。というか、引っ張ったら本当に取れた。もどした。ひねった。くっついた。あーよかった。

 

 

旅行記:9月6日(土)

みな「10人でそろって行動しよう」などという考えは最初から持っていない。勝手に歩き回って勝手に食って夜になったらホテルで合流、夕食は全員集まって一緒にとる。これが基本のプランになっていた。起き出すともう誰かいない。でも驚かない。みんな思い思いに旅を楽しんでくれりゃいい。遠くに行ってしまっても、オクトパスカードの使える乗り物のどれかに乗れば自力で帰ってこられるだろう。交通の便はとてもいい。言葉に万一問題があっても、何とかなるだろう。そして何より安心の種なのが、やたら香港になじんでいる連中が多いこと。買い物袋を提げて着飾った人間を見れば、しめた 日本人だと近づく悪いやつらも多いだろうが、力の抜けた姿勢とラフな服装でたらたら歩く仲間の様子はほとんど現地人、誰も興味を示さない。

近くの店で昼食を取る。レモンチキンが猛烈にうまい。いうなればすっぱあまいレモン味のたれのかかった鳥のからあげ。字で書くと気持ち悪そうな料理だが、間違いなくうまい。食べはじめるととまらなくなる。もちろんそれ以外のおいしい料理も大量に食べた。一応、これから歩き回るので食べすぎは避けた。つもり。満腹になって気がつくともう一人二人いなくなっている。旅行慣れしているメンバーはいきなりホテルで昼寝開始。残りの者も少人数に分かれて勝手に観光をすることにした。

2年前は怪我のせいで乗れなかったフェリーに乗る。フェリーといっても対岸に渡るだけなので乗船時間は5分程度。陸を遠回りしないでいいので便利な乗り物だ。2ドル20セント。日本円にするとだいたい35円かな。1HKDはだいたい 16円だろうか。この前は13円だったのにちょっと上がってる。20セント硬貨なんて持ち合わせていないので財布をさんざんさがしまわった(が、あとでここでもオクトパスカードが利用できることに気がついた)。やっと見つけたコインを渡そうとすると窓口のおっちゃんが手振りで「いらない、行け行け」というしぐさをする。何かと思ったら、同行していた友人の札から勝手に3人分取ったらしい。だがしかし、3人目として窓口をくぐっただんなさんはしっかり2ドル20セントをとられてしまっていた。アバウトだなー。船内は割と広い。木製のベンチに座り、ぐらぐら揺られて対岸へ。やった ついに乗ったのだー。これで前回の無念はだいぶ晴らされた。

フェリーが進む湾の中は思ったよりごちゃごちゃしている。船やヨットが多いのだ。明らかに荷物の積みすぎて沈没が心配される船や豪華クルーザー、イモ洗いのように狭い領域内でぐるぐる回っているだけのヨット(楽しいのか?)裸のおっちゃんの乗った貨物船など。香港は暑いから、上半身はだかのおっちゃんが多い。地上の乗り物同様、香港の船類もできるだけぎりぎりですれ違おうとするので、フェリーと貨物船がぶつかりやしないかとひやひやさせられた。船といえば昨日ホテルに向かう途中、バスから見えたどう見ても人が住んでる船。あれなんか郵便配達どうするんだろう。住所どうなってるんだろう。「香港○○××地区船の上」とかなんだろうか。謎がいっぱい船ピープル。

信和中心(Sino Centre)にちょろっと行く。いわゆる前回もいった電脳街。今日はほんとちょろっと。イメージとしてはちょっとヤバイOVERTOPとかT-ZONEって感じ。だった。2年ぶりに入ってびっくり、違法に焼きましたね?ってな感じのCDやVCD、ゲームCDは駆逐され、「一応ちゃんとした会社がどこかの許可をとったような体裁にみえるような感じ」 にまでグレードアップした製品が並んでいた。DVDもある。ゲーム類は英語版、中文ローカライズ版ともに正規の商品だったが、ゲームのコーナー自体がかなり縮小されていた。また「暗黒破壊神II (Diablo II)攻略本」とか買おうと思ってたのにー。仕方がないので 「三角州部隊」 (Delta Force) 「彩虹六号 精兵悍將」 (Rainbow Six :Rogue Spear) 「暗K武士道」 (Throne of Darkness) 「模擬市民」 (The Sims)など中文版パッケージの漢字を読んで楽しむ。そばに製品カタログがあったのでこれに手にとって見た。英語版しかまだ出ていないタイトルにも もう中国語のタイトルがつけられている場合も多い。「魔獸爭霸三」は「Warcraft III」、 「The Elder Scrolls III: Morrowind」は「魔捲晨風」と書かれている。それなりに雰囲気が出てるかな。中には 「銀河生死鬥 II」 (Tribes II)や 「魔法門之英雄無敵四」(Heroes of Might and Magic)のようにやや理解に苦しむタイトルもあった。M&M、タイトルに「無敵」なんて入ってないじゃんよ。それからどうしても気になったのが暗黒破壊神ミレニアムパック。 Diablo I、Diablo II、Diablo II: Lord of Destructionがひとつになった巨大パッケージ。あれって 正規商品なのかな・・・・・しっかり中文版だったな・・・・・・

そして3人組でDVDの類をチェック。映画、アニメ、ドラマ、コンサートライブ、なんでもあり。VCDはめっきり減り、2年でDVDが台頭したらしい。日本では高くて買えないDVDシリーズの類を買い込む。安い安い、日本のDVDとは値段が一桁違う。ここでだんなさんと一緒にビルを駆け巡り(実際は恐ろしいほどの人ごみで走り回ることなどできない。ここに比べたら秋葉原はガラガラだ)ファーストガンダム(知らないと仲間と話が合わないことこの上ない)、ダンバイン(肺炎で入院していたときに最終話だけを見たことがあり、どんな話か常々興味があった) 、エルガイム(母といっしょにみていたが登場人物が全員ムカツクとのことでよく途中でチャンネルを変えられた。特にダバが嫌いだったらしい)あたりをに目をつける。きょうの 信和中心での自由時間は30分と決めておいたのですぐに切り上げ。ほかにもいくつか気になる作品はあったが、なあに また欲しくなったら明日来ればいい。地下鉄の乗り方などはまったく問題ない。ちなみに信和のなかにはCD、DVDショップ以外に本屋とアイドル関係のショップがいっぱい入っていた。どちらもだいぶ日本に汚染されている。興味が無いので芸能人関係の店はちらりと見ただけだがポスター、雑誌、ブロマイド、カンバッヂと品揃えも豊富で、見えるのは日本人芸能人の写真ばかりだった。書店をのぞくと日本のマンガの単行本だらけ。日本語のままの本が多いかと思えば驚いたことにほぼ全部完訳品だった。誰が訳しているんだろうか すごいな。買い逃していた「ガンダムエース」を手に取ると、これも見事に中国語(北京語のようだ)に訳されているバージョン。 せっかくなので日本語版でなくこっちの方を買う。だいたいわかるような わからないような・・・

そうそう 信和に入る前に休憩を取ろうと近くのマクドナルドに入った。ここは2年前足を痛めて疲れはて、這うようにカウンタに向かえば英語が通じずひどい思いをした店だ。ところが2年で変わっていた。メニューくれといえばすぐメニュー出る、Sのコーラとチョコシェイクくれといえばスマイル0円付き英語で返事。現地の人でびっしりだった店内も、英語を話す人間が増えだいぶ客層からして変化している。さらにトイレに貼られていた「個室はひとつだけです 並んでお待ちください」 もちゃんと二ヶ国語表示にグレードアップ。(前回このはり紙が読めなかったため個室の扉を引っ張ってしまいそうになった)ふうむ 2年で進化したのだな。信和の中の店の人もだいぶ英語が通じたし。

その後入ったコスメ&薬のチェーン店「ボンジュール」でも店員の半数は英語を話していた。ところがわたしがあたった店員さんはスーパーイングリッシュ系(※内輪専用用語で失礼。英語習得中で物怖じせずどんどんしゃべってくれるのはいいがその内容はかなり怪しい場合を指す)。「こういう商品を探してるんだけど」「そんなものはない」客に堂々とノーをいう店員。いいぜ。それならこちらも堂々と行くぜとばかりに、「じゃあいい。これください。あと両替して」「両替はできない」「困ってるの。ちょっとだけして」「仕方ない。5枚までならいい」「2ドル硬貨とセントにして」「勝手言うな、5ドルと2ドルにしろ」とばかばかしい問答を続け、結局3枚だけ両替してもらって店を出た。なお 普通はお店では両替をしてくれないので注意。これは悪い例。

一応新婚旅行だった。マニアックな買い物ばかりをしていないで思い出になることもしようとペニンシュラホテルに友だちとだんなさんの3人で向かう。ペニンシュラホテルというのは 香港のブランドショップ付き豪華ホテル(偏った説明)。日本人がびっしりブランド物が飾られたショーウィンドウに張り付いている。日本人 必 死 だ な。足がぶよぶよ沈む毛足の長すぎるじゅうたんを踏みしめて、ジーンズ姿のわたしたち3人は場違いもこの上ない感じではある。ここでちょっとお手洗いに行くことに。香港はいいトイレがあんまり見つからないので店に入るたびきれいなところを使わせてもらった方がいい。昨日夕食をとった庶民派レストランなぞ、女子トイレに扉がなかった。正確には、扉があったらしいが取れてしまって壁に立てかけられていた。便器に堂々と座ったおばさんが広東語でまくし立てる。言葉がわからなくてもいいたいことわかったさ。「あんた観光客でしょこのトイレ使えんの?恥ずかしいんでしょ ダメなんだろうねえ。紙が流れるほど水勢よくないからね、拭いたらここ(と、紙が山盛りになっている箱を指差す)に捨てるんだよ。どうなの?次使うの?」もちろん、使わないで出た。おばちゃん忠告ありがとう。人間 必死になると言葉わかるね。

さてペニンシュラの女子トイレ。開けてびっくり、こぎれいな制服のメイドさんがいる。しまった!この手のトイレか。予想しておくべきだった。たまにこのようにおトイレ担当の人がいるトイレがある。いろいろお手伝いをしてくれる代わりに、チップを払う必要があるのだ。しまったというのは チップの額。適正価格はいくらだっけ!?ポケットにはフェリーの代金として用意しておいた2ドルコインしかない。 ほかに持っているものは100ドル札と20ドル札だ。明らかに多すぎる。多すぎるのはいけない。しかし「崩してくるから待っていてください」というもの失礼極まりない話だ。あーどうしよう どうしよう。気が気でない。メイドさんはにこやかにあいている個室を示し、出てくると蛇口をオートでひねって水を出してくれる。タオルも手元においてくれる。あー困った小銭 小銭ー。外で待っている連中に助けを求めるわけにも行かない。

するとそこに救世主が。上品なイギリス系とおぼしき奥さまが入ってきた。ド派手とかケバ化粧とかそういうわけではないんだけれども、とにかくこの方を形容するなら おくさまー としか言いようがないんじゃないかといった感じの、品のよさそうなな方なのだった。ハンドバックの持ち方、歩の進め方などがそこはかとなく上品で。レアな存在であらせられる。奥さまに気づくといったんこちらを離れ、メイドさんはにこやかに奥さまに空き室を示す。この隙になんとかしなければ。どうしよう 助けて奥さまー。すると奥さまはわたしの助けて光線を受け取ることに成功し、目配せで「困っているか?」と合図してくる。わたしは水道のカウンター下に2ドル硬貨をかざし、「チップは2ドルでいいかなあ」と無言で訴えかける。すると奥さまはうなずきながら目配せし、わたしの手元にあるタオルの方に顔をやった。「その額でいいから、タオルの上に置け置け!」なるほど!サンキュー奥さま!手を拭いたあとタオルの上に2ドルを置くとメイドさんはにっこり笑って「Thank you」とチップを受け取ってくれた。めでたしめでたし。わたしにとっては大事件だったつもりだったのだが、待っていてくれた友人とだんなさんにこのことを話すと大笑いされた。なぜ笑うのか、言語の壁すら越えたすばらしい交流物語だというのによ。ペニンシュラではすてきなパッケージの紅茶を(野郎どもが。わたしは一つも買わなかった)買い、それからはんこ屋さんに行ってはんこを作ってもらった。だんなさんもわたしも名前で。ラピス、ひすい、めのう、水晶などの半貴石のはんこはとてもきれいであったかい感じ。値段もあったかいけど。これでひとつ観光客っぽいことができたしOKか。

そのあとのことはばっさり省略。あちこち歩き回っていろいろ眺め、夕にホテルに戻った。それにしても前から買ってみたいと思っている、間違った日本語の書かれたおもしろTシャツ。案外ないなあ。あっても巨大な男サイズばかりで残念。ホテルに戻り、ベッドに体を投げ出す。もう 足の裏がいたい、じんじん痛い。歩きやすい格好ででたつもりだが、普段ろくすっぽ外に出ない、歩かない生活を続けているものがいきなりこんなに歩き回ったものだから疲れてしょうがない。それでも明日は意地でも歩く。2年前は怪我をしてすら歩けたのだ。今度は楽勝 楽勝。お風呂上りにだんなさんにテーピングをしてもらうことにした。

「足の指をそらすのやめて。テーピング巻けないよ」
「そらしてないよ?」
「これ、指そってないの?」
「そってないよ。自然にしててこうだよ」
「・・・・・・足の裏はれ上がってるよ!」

というわけで足の裏が歩きすぎではれ、ばんばんにもりあがっていたらしい。なんというやわな足か。氷で冷やして寝た。 夕飯はそばのお店でまた非常にいいものを、むさぼるように食った。日本人と見るとふかひれ、ジャスミンティー、ビールばかりすすめてくるのはなんでか。いらんわ 青菜とかなまことかえびとか鶏とかを出せ。

 

旅行記:9月7日(日) 〜9月8日(月)

「早起きして おかゆをたべにいこう」と8時に起きる約束だった。目が覚めたら11時だった。後で話を聞くと、早起きして おかゆを食べに行ったのはただ一人だったという。しかも 初香港、初広東語のメンバー。そのへんのおかゆやさんにはいってしれっと注文して食ってきたそうだ。うらやましい。でも疲れて眠くて起き上がれなかった・・・・・・。2泊もすると、ホテル特有の乾燥した空気に悩まされのどが痛いというものが現れた。風呂入った後顔拭いたタオルかなんか、ぬらして固く絞ってベッドサイドテーブルとかに置いとくといーよ。

着替えて今日も出発。足にはがっちりとテーピングを(だんなさんが)巻きなおす。香港といえばヴィクトリア・ピークなどに行って、そこにあるショッピングモールでお買い物などするのが定番らしいが10人中ピークに行ってきたのは二人だけ。ほかの連中はその辺の汚い店に入ったり 怪しい露店をのぞいたり、また性懲りもなく信和中心にいって昨日買いそびれたDVDを買ったりしていた。3-4班に分かれて行動しているはずなのに、信和でまた合流してしまうあたりがなんともはや。そんな必死に買うなよ!はたとわが身を振り返れば、だんなさんとわたしの手にはこれまた多量のお買い上げ後の品物が握られているのだが。そういえば2日目か3日目か忘れたけれど、ペットショップ街を見に行った。あれは楽しかった。金魚、亀、ウサギばっかり。香港は住宅事情が余りよくないので犬猫はお金持ちにしか許されないペットなのだそうだ。確かに高層老朽マンションでは犬猫は飼えないだろう。金魚、亀は表情がわかりにくいからどうかわからないが、ウサギは(ほとんどが改良されたミニウサギだ)香港の暑さにやられてみなのびきっていた。

フェリーにもまた乗った。30円程度で乗れる乗り物があるなんていいもんだ。気に入った。2年前に乗れなかった分、2回乗って満足する。対岸に渡ってから、注文しておいたはんこをとりにペニンシュラの中のはんこやさんに行った。ここの店員さん、日本語がうまい。それだけペニンシュラには日本人が詰め掛けているということだろう。書体は篆書(てんしょ)に似た、いかにもはんこ風のものを選んだ。案の定 読めない。しかしすてきなのでよし。そのあとは、4人で行動していた班を足もみやさんに行く組(痛いけど気持ちいいらしい)と、だんなさんとわたしの2つに分け、適当に夕方ホテルに集合ということにする。足もみにもちょっと興味があったが、だんなさんは無類のくすぐったがりやだし、わたしは足が腫れているしで断念。二人で(おお 新婚旅行チックだ)町中を適当にだらだら歩き回っていたが、どちらも もともと疲れやすいたちなので1時間ほどで歩くのに飽き、地下鉄を乗り継いでホテルまで帰った。地下鉄は非常に便利。うちの方の地下鉄もこうだったらいいのに。足さえ怪我していなければ異様に早いエスカレーターも何とか乗れた。

途中にあったお茶の出店でお茶を飲みたかったが、彼には嫌がられてしまった。前回リンゴジュースやみかんジュースの隣でぐるぐるまわる「珍味」ジュースをみてからこの手のものは信用していないらしい。飲んでもいないのに恐れるとはどういうことか。「感冒茶」(Medicine Flu Teaとか書いてあった。なんじゃその訳は。ちなみに flu=インフルエンザ)トライしたかったなあ。花の絵が描かれた巨大な陶器のつぼに蛇口がついてて、それから出てくるらしい感冒茶。ああ気になる。次回はみんなに止められても買って歩きながら飲んでみよう。

夕方、夕食の前に近所のお茶屋さんに行って、山ほど茶葉を買った。中には40年ものだか400年ものだか忘れたが(400年はいいすぎか)目玉の飛び出るような値段のものもある。恐れ知らずにもそれに手を出したメンバーもいた。わたしたちは両家の両親のお土産にと手ごろな価格帯のお茶を買った。ここの店主のおじさんはある程度の日本語を話すことができた。あれ出して、これ見たいと次々お茶の缶を開けてもらい、香りをたんのうした。おじさんの話では、なんでもこの店は清朝の時代から続く由緒正しいお茶屋さんとのことだ。お茶屋さんは他にもあり、仲間がお茶屋はしごをしている間にわたしたちも1件のお茶屋さんで、急須をひとつ買った。値段は忘れたが結構高かった気がする。420ドルだったかな。ほこりをかぶって寂しげにしていた急須だが(洗うのが大変だった)、今ではうちで大活躍中だ。

もう3週間もたってから旅行記を書いているのできれいさっぱり記憶が飛んでしまった。夜はホテルの地下にある食堂にいったんだっけかな?おいしいものを食べたことだけは覚えている。野郎どもは夜更かしプランのようだが、この日もわたしは早く寝た。といっても午前2時ごろ。いつの日だかこれもまた忘れたが、わたしが寝た後に夕食だけでは足りず、夜中にもう一度火鍋屋に行って鍋をつついてきたメンバーがいるらしい。どこまで人間の胃は拡張するのか。

さて次の日8日は帰国の日なので 早く起きなければならない。7時ごろ起きた。9時には飛行機で香港を経つ。食事は空港で。最後の買い物もちょちょいと空港で。2年の間にずいぶんスターバックスが進出してきているのに気づいた。街中でもいくつか支店を見かけたし、空港にもしっかり入っている。ここでコーヒーとマフィンで簡単に朝食を取る。一部の連中はそれでは足りないらしくバイキング形式の食事コーナーに行ってお盆に乗り切れないぐらい食べ物をとっている。何で朝からそんなに腹に入るのか。見ているだけで胸やけがする。

搭乗まで、時間もほとんどない。書店にとびこんで、機内での時間つぶしに雑誌を1冊買った。台湾から流れてくるのか、ネットゲームの雑誌の多いこと多いこと。道端でビニールシートや箱の上に並べて本を売る露店、町の書店、どこに行っても5種類ぐらいのネットゲーム誌を見つけることができた。コンソール機のゲーム誌はこれまた別にちゃんとある。露店で買っておいた「Gamedata Online」と、今しがた買った「Gameplayers Online」を適当にめくりながら「まずうま」の機内食を食べ、フガフガ寝ながら帰国。台湾近辺では中国製、韓国製ゲーム、特にMMORPGが全盛で洋ゲーは弱め。さっぱり聞いたことのない中国製のMMORPGの特集もあったりして多少驚かされた。それにしても「ラグナロク」が「仙境」なのはまあ許すとして、「リネージュ」が「天堂」、「クロスゲート」が「魔力宝貝」なのはわけわからん。

昼に日本到着。最後の税関でも一つおもしろいことがあったっけ。税関のおじさんが INSPECTOR と書かれた光るバッヂをつけて、帰国するひとりひとりにチェックを入れる。たとえば、わたしの前を行くだんなさんには「お酒は買ってきていますか?」「タバコを買ったりしましたか?」などと質問していた。お酒とタバコの海外からの持込には制限があるから。ところがここでわたしはぜんぜん違うことを聞かれたのだ。「さっきの人と一緒?」「はいそうでーす」「お酒やタバコ買ってきてませんか?」「買って来てません」「・・・忘れ物ないですか?」「?た 多分ないと思いますー」

INSPECTORって変わったこと聞くんだなーとあとからだんなさんと友人に話すと 誰もそんなこと聞かれていないという。inspector(調査する人)だけあって、人をよく見てその人にあった質問をしているんだよと大笑いされた。そーかなあ。ほんとだったら大したものだ。わたしは忘れ物の名人だから。

それぞれ帰る場所が違うので、成田空港で笑顔の解散となった。わたしたち夫婦は東京駅まで道が同じ 友人と成田エクスプレスに乗って帰る。この人、サーバは違うが同じEQプレイヤーなので帰りは EQ話というかraid話に花をドバドバ咲かせて帰る。ぼあっちにはこんどEQコミックのすごさを見せないといかんですな。

そして家に帰ってばったり就寝。3泊4日の旅が無事終わりました。またいこーっと。

 

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