Great Houses of Morrowind
Morrowindの有力家系
近代、Morrowindは5つの Great Houseによって支配されていた。すなわち House
Hlaalu、House Redoran、House Telvanni、House Indoril、House Drenである。このうち3つのHouseだけが
Vvardenfell島に領土を持っている。Vvardenfellに領土のある3つのGreat Houseはそれぞれを伝統的な色で区別している。Redoranは赤、Hlaaluは黄色、Telvanniは茶である。したがって
House Hlaaluに属するものは黄色であらわされることがある。
Great Houseの伝統は古代のDunmerの氏族や部族に由来するが、現在ではHouseというのは政治的な団体として機能している。Dunmerの
Great Houseの一員であるということは出自と婚姻において非常に重要になる。しかし帝国出身の入植者もGreat Houseに従う一員になることはできるし、婚姻などによってGreat
Houseに迎え入れられる場合もある。外来のものは最初、Houseに無上の忠誠を誓い、他のHouseへの思いを一切捨てるという誓いで結ばれた雇われ人として、Houseの一員としての地位を得る場合が多い。低い地位にあって、忠実にHouseに仕えてHouse内での地位を上げた外来のものは、正式なGreat
Houseの一員としてHouseに迎え入れて欲しいと望むだろう。Houseに迎えられ、Great House内での地位を上げるには、候補者の人格と忠誠の保証人となるGreat
Houseの評議会員が必要である。よそ者を支援してくれる評議員を探すために、(候補者は)支援をしてくれそうな者に仕えることとなる。
House RedoranはVvardenfellに領地を持つDunmerの Great Houseの一つである。Redoranは義務を果たすこと、真摯であること、そして信心深くあることを美徳とし、これを高く評価する。義務感は人の誇りであり、その者の属する一家や氏族の誇りでもある。人生において、厳粛な態度は欠いてはならぬ重要なものだ。信心深さとは神々を敬い、神の示す徳をも敬うところにある。人生は厳しく、人生の中で出会う数々の出来事は十分慎重に、そして真摯に判断されなければならない。時には それに耐え抜き、反省しなければならない。 Redoran居留区はDunmerの村落様式に基づいて作られており、その地に住む大きな昆虫の殻を使い、風景にそぐうように地元の建材を使用して作られた生物的な曲面と飾り気のない外壁が特徴である。Redoran式の村はWest Gashの村Gnisisのように、たいてい中央に教会神殿と中庭があり、中央の広場に小屋と商店が集まっている。Redoranの中枢であるAld'ruhnは例外的に、前史以前の巨大な虫の殻を評議会館の建物に利用しており、非常に特徴的である。
帝国行政に深くかかわってきたその結果として、House Hlaaluは政治的、また経済的にVvardenfellおよびMorrowindのGreat Houseの中でもっとも力ある存在に成長した。Hlaaluは帝国文化と帝国法を歓迎し、帝国軍と帝国の官僚政治体制、さらに帝国式の交易と信教の自由をも受け入れた。Hlaaluの者は、いまだに先祖や教会、一家の気品といった古いDunmerのしきたりを誇りにしているが、また同時に帝国領に属してからは非常に早い変化と進歩に慣れていった。Dunmer以外のものに敵愾(てきがい)心を抱くほかのGreat Houseとは異なり、House Hlaaluは他の種族とともに、平和に、調和して暮らしていくこと、そして発展の中で(Houseと)帝国の特質を分かち合うことを望んだ。Hlaaluの公共建築物、商店や職工ギルド、屋敷や評議会ホールは、単純構造の複数の階からなるアーチ型の入り口と質素で飾り気のない外装を持つ、おおよそ長方形に近い形をした建物として設計される。さらにつつましやかな1階建ての個人用住居も基本的に構造は同じだ。単に飾り気がより少ないというだけである。Hlaaluのプランテーション農場屋敷は教会区の構成に似ており、仕切られた敷地内に、(教会区で言えば)教会がある場所に立てられた荘園領主の住宅と、その支配を受ける職人と使用人のはなれが置かれている。
House Telvanniの魔道士長たちは、昔から自らを俗世から隔離し、孤独の中で知識と魔法技術を探求し続けていた。しかし中には野心を持った魔道士長もおり、彼らとその家臣、弟子たちは我先にと(魔術師の)塔と本拠地を東沿岸に建て始め、Vvardenfell島の領地と資源の支配権と利用権をめぐる競争に非常に積極的に介入するようになった。Telvanniの基本原理にのっとって、力あるものが美徳の基準を決める。Telvanniたちは、野心あふれるHlaalu家ばかりが未踏の地の資源を手中に持つのが当たり前という状況を許してはおけなかった。Telvanni領の建物は魔術師の塔に統括されている。塔は巨大な自生するきのこでできており、大きく育った幹、かさ、木の根のような付着根の形が整えられた幻想的なものである。
House Indorilおよび House DresはVvardenfellに領地を持つことに特に関心を抱かなかったGreat Houseである。Indoril領はMorrowindの中心部にあり、内なる海(Inner Sea)から東海岸までを含む広さだ。Almalexia市はIndoril行政区にあり、Indoril は教会と、その権威を信奉する伝統を堅く守る人々だ。House Indoril は帝国の文化と宗教に対する敵意を公に示しており、帝国法などものともせず、数多くのDunmerの文化的習慣や伝統を保っている。Dres行政区はMorrowindの南にあり、Black Marshの湖沼地帯を境にしている。House Dresは農業社会を基盤とする農業の民で、 大規模なsaltrice(穀物)プランテーション農業は、完全に奴隷労働に頼る者となっている。saltriceプランテーションは彼らの経済活動の活性化に大きく影響する。House Dresはいついかなるときでも教会の支援者であり、帝国法や帝国文化には敵対的である。とりわけ、(帝国の)奴隷制度を制限しようとする試みには強く反対している。